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つねに腰骨をシャンと立てること− これ人間の根性の入る極秘伝なり。 人間は心身相即的存在ゆえ、 性根を確かなものにしようと思えば、 まず躰から押さえてかからねばならぬ。 それゆえ二六時中、「腰骨を立てる」以外に、 真に主体的な人間になるキメ手はない。 「腰骨を立てる」ことは、 エネルギーの不尽の源泉を貯えることである。 この一事をわが子にしつけ得たら、 親としてわが子への最大の贈り物といってよい。 一、腰骨を立て 二、アゴを引き 三、つねに下腹の力を抜かぬこと 同時にこの第三が守れたら、 ある意味では達人の境といえよう。 |